2009年8月7日・8月8日
「子ども実行委員会夏合宿」が国立立山青少年自然の家で、二日間にわたって開催されました。
1日目の午前中は、まず、みんなでやりたいことを話しあいました。大人がやることを決めるのではなく、子ども自身が決めることに意義があります。山登りや沢上り、中には、全部挑戦する、というグループもありました。
午後は、いよいよ午前中に計画を考えた活動の時間ですが、あいにくの雨となりました。
しかし、雨でも外に行くという元気な子たちもいて、雨の中、おとな実行委員とともに、沢上りに出かけていきました。
また残った子も、体育館でおとな実行委員たちとドッジボールをしたり、ロビーでジェンガをしたりと思い思いに過ごしました。
午後後半は、明橋実行委員長の司会による、「子どもの権利条約」の学習です。
権利条約の40条までの内容をカードを使って学んだあと、特に12条の「意見表明権」について、「自分たちに関係あることなのに、意見を聞いてもらえなかったこと」について、それぞれの体験談を話しました。時間が足りないほど、いろんな意見が出ましたが、それは本番までのお楽しみです。
夜は、トントンの森の散策。
昼間の雨でぬかるんでて、靴がどろだらけになってしまいましたが、それとは裏腹に、夜の森の美しさを感じることができたと思います。
森を抜けたら、今度は花火!!30人でやる花火は楽しかったです。
2日目。
これまでは、「子どもの権利条約」についての学習がメインでしたが今回からは実際に、フォーラムで自分たちが何をするかを具体的に考えていきます。
おとな実行委員が何をするか説明を聞いた後、いよいよ子どもたちにバトンが渡されました。心配そうに後ろで見守る大人たちをよそに、子どもたち自身が司会し、シンポジウムで何をするか、分科会で何ができるか、自分たちのリーダーは等々、びっくりするほどの勢いで会議が進行していきました。
子どもたちから溢れ出るパワー、そのエネルギーに感動し、中には涙をかくせない、おとな実行委員も・・。
もう、子どもも大人も関係ありません。みんなひとつの「なかま」として本番に向けてがんばっていきます!!